top of page

稽古内容

<幼児・低学年>
幼児と低学年の小学生は、空手の動きを取り入れたコーディネーショントレーニングを中心に行います。楽しさ重視で、体力を付けることを目的としております。身体操作力が養われますので、空手に限らず体育全般に良い影響が期待できます。

現在、2部制によって、幼児と低学年小学生の稽古内容も変更することを検討しております。

 

<全員>
号令に合わせ、その場で突き蹴りを行ったり、移動しながら突き蹴りを行う基礎稽古を行います。形や組手を行うための基礎力を養います。

形の稽古は、指導員が付き添いながら、みんなで揃って行います。まずは、ピンアン2段という形を行います。その後、昇級審査で級を上げると共にピンアン初段、ピンアン3段、ピンアン4段、ピンアン5段という基本形を覚えていきます。そして、黒帯の直前になったら、指定形という長めの形を行います。複数ある形から1つ選びます。

組手の稽古は、幼児や低学年は、ミットを叩くことから行います。楽しさ重視です。中学年以上や昇級を目指す低学年は、約束組手を行っていきます。次に、黒帯を取るには、自由組手という試合形式の審査をパスする必要があるので、級が上がると共に、より実践的な稽古を行ってきます。

まず最初に覚える形

本教室では、基本形として、主に和道流のピンアンの形を教えています。まず最初は、ピンアン二段という、覚えやすい基本形を学びます。

~試合出場のススメ~

空手は、オリンピック種目になるくらい競技化されており、形競技と組手競技に分かれて試合が行われます。形競技は、正確さや力強さなどで得点を競います。組手競技は、防具を付けて、寸止めで技(突き蹴り)を出してポイントを競い合います。

小学生・中学生は、世田谷区の大会や会派の大会などに試合出場できます。さらに、そこで良い成績を残せば、全国大会に出場できます。

実際、試合では、なかなか勝てないことも多いでしょう。一方、試合に出場する経験は、子供達の成長にとって非常に良い経験となります。今後の人生、出る出ないで、非常に大きな差が生じるのも実際です。是非、積極的に試合に参加いただけますと幸いです。

ただし、右の動画(組手競技の例)のような全国レベルの試合に参加するには、かなりの稽古が求められます。

黒帯までの道

基本動作

1. 順突き 2. 蹴って順突き 3. 逆突き 4. 蹴って逆突き 5. その場で逆突き中段拳を引く、すぐ前蹴り 6. 連突き前蹴り 7. 前進して三本連突き 8. 後ろ足足払い、順突き上段拳を引く 9. 後ろ足足払い、逆突き上段拳を引く 10. 任意五本

 ※()内は受審者の帯びの色

参段位以上は指定形2つと創作形1つ (黒)

初段補~弐段位は 全空連指定形2つ (黒)    

1~3級は 平安五段又はピンアン五段と全空連指定形1つ (茶)

4~6級は 平安参段と平安四段又はピンアン参段とピンアン四段 (緑・紫・青)

7~8級は 平安初段と平安弐段又はピンアン初段とピンアン弐段 (黄・白)

9~無級は 平安初段又はピンアン弐段  (白)

※指定形は、主にジオン、カンクウダイ、セイシャン、チントウ

約束組手 上・中・下段 各1本、任意1本 互いに数回

自由組手-5級(紫帯)以上

筆記試験(一般初段以上のみ)

黒帯を取るまでの期間

非常に速い子供(週2回の練習に参加している子供など)で4年半で取りますが、平均5年~5年半で取っているのが実情です。遅い子は、6年半以上かかっているケースもあり、受験が始まって取らずに退会してしまう子もいます。普段から真剣に稽古し、少しでも早く黒帯を取りたい子は、可能であれば週2回の稽古に参加するのがオススメです。

なお、この期間は、会派での黒帯です。全国空手道連盟の公認段位を取るには、+半年ほどかかります。ただし、会派の審査より審査基準が厳しいため、しっかり稽古して臨む必要があります。

bottom of page